【体験談】赤ちゃんと猫の共同生活で事故を防ぐコツは「美談を信じないこと」

4 min 7 views
【体験談】赤ちゃんと猫の共同生活で事故を防ぐコツは「美談を信じないこと」
kainushi

kainushi

FOLLOW

赤ちゃんと猫の仲良し動画、観ていて癒されますよね。

猫は、飼い主が守ろうとしている存在を理解するとも、弱い存在を理解するとも、母性が強い動物だとも言われています。

でもちょっと待って!猫だって事故を起こしたくて起こすわけではないという事をお忘れなく!

猫が起こす事故の背景は主に3種類あります。

注意
  • 飼い主を取られたと思って嫉妬した猫が、赤ちゃんや子どもを排除するために攻撃をする。
  • 赤ちゃんや子どもが好きだから添い寝をしたり遊んでいるうちに傷付けてしまう。
  • 赤ちゃんや子どもの存在が恐怖で、身を守るために攻撃をしてしまう。

基本的に猫は、寝ているだけの赤ちゃんに対して、わざわざ攻撃をする事は殆どありません。

この辺の猫の心をしっかりと把握しておくと、事故を未然に防ぐことが出来ますよ。

本当に大変なのは子どもが動き出すようになってからなのですが、子どもと猫の共存に関しては別の機会にまとめたいと思います。

猫は赤ちゃんを襲わない?仲良し美談を過信するのは「無責任」です

猫に限らずペットは、人間と平穏に暮らすために野生を何らかの形で抑えて生きています。

そして動物が持ち合わせている野生は、動物が本来生きて行くために必要だったもの。

ですので、普段は大人しく温和な性格だからといって、絶対に人間を襲わない保証はありません。

猫は主に恐怖を感じれば攻撃します。

だからと言って飼い主を裏切ったのではなく、それは生きて行くために必要な本能がなした業なのです。

ペットを本当に大切にするという事は、人間にとって都合のいい部分だけを見る事ではなく、動物本来の姿も受け入れるという事ではないでしょうか。

赤ちゃんと猫が仲良しなケースももちろんありますが、それは【たまたまその猫と赤ちゃんがそうだっただけ】で、赤ちゃんと仲良しに出来る猫が偉い訳でも、赤ちゃんを嫌う猫が酷い訳でもないのです。

そしてペットによる事故の殆どは、飼い主によって防ぐことが出来ます。

それをまず理解すれば、赤ちゃんと猫の仲良し美談を過信しすぎる事がいかに無責任か、あなたならわかるはず。

主に猫が赤ちゃんに攻撃をしたり怪我をさせるのは「恐怖を感じた時」

「恐怖を感じた時」と一言で言っても、恐怖の度合いはその猫によって違います。

コップを置く音だけでもビクッと驚く過敏な子もいれば、目の前で掃除機を掛けても動じないような子もいます。

また、例えば音1つにしても、赤ちゃんの泣き声を恐怖だと感じる猫もいれば、逆に母性本能をくすぐられる猫もいますので、飼い主が注意深く観察をし、どのような事に対して恐怖を感じるのかを把握することが大切です。

また、猫の特徴として恐怖や怒りを感じた時に、近くにいる人間や猫に八つ当たり的な攻撃をする事があります。

こういう場合は、猫パンチや噛みついたりひっかいたりという攻撃行動が出る事がありますが、寝たきりの赤ちゃんに対して猫自らが近づいて攻撃することは稀です。

それより問題視したいのが、猫が恐怖を感じたり驚いた際、咄嗟に逃げるために後ろ脚の爪を出した状態でダッシュをした時。

想定できるのは、「赤ちゃんを床に寝かせていて、その上を興奮した猫がダッシュした」というような場合です。

猫は早く走るために、後ろ脚の爪で地面を引っ掛けて加速する事があります。

その走りだしてすぐの場所に赤ちゃんが寝ていたら。
猫が興奮して赤ちゃんの顔の上を爪を出した状態で全速力で走ったら。

命に関わる事にはならずとも、消えない傷を赤ちゃんに負わせてしまう事になります。

猫に悪意や攻撃性がなくても起こり得るこんなこと

猫は恐怖を感じた場合などに攻撃的になりますが、それ以外にも、逆に赤ちゃんが好きだからこそ起こりうる事故もあります。

こんな事も注意
  • 添い寝をしていて赤ちゃんの呼吸を妨げてしまう。
  • 赤ちゃんにグルーミングしようとして皮膚を傷付けてしまう。
  • ベビーベッドに飛び乗ろうとして赤ちゃんの上に着地してしまう。

説明します。

添い寝をしていて赤ちゃんの呼吸を妨げてしまう事がある

猫と赤ちゃんと言えば、ほぼサイズが一緒か、成猫の場合は猫の方が大きいかも知れません。

赤ちゃんの事を好いた猫が赤ちゃんに添い寝をする際に、わざとでなくても赤ちゃんの顔の付近で寝た場合、赤ちゃんの呼吸を妨げる可能性がある事だけは頭に入れておきたいですね。

とは言え実際に「猫が赤ちゃんに覆いかぶさった死亡事故例」というのは見つけられませんでした。

例え猫による事故ではないにしろ、赤ちゃんには乳幼児突然死症候群もあり、いつ何時、何が起きるのかもわかりません。

そして一番の問題は「そういう恐れがあるのではないか」という周囲の声に、飼い主自身が追い詰められてしまう事なのです。

赤ちゃんにグルーミングしようとして皮膚を傷付けてしまう

猫は親愛の証として、相手をグルーミングします。

赤ちゃんに対しても親愛の意味でグルーミングをする猫もいれば、ミルクの匂いが好きでぺろぺろと舐めてしまう事も。

ただ…猫の舌ってトゲトゲしていて、大人でも痛いんです!

猫の舌は、グルーミングの際に櫛のような役割を果たすためにトゲトゲしています。

あの舌でグルーミングされたら、赤ちゃんの薄くて弱いお肌は傷付いて荒れてしまう可能性がありますね。

そうでなくても赤ちゃんは免疫力や抵抗力がないため、猫が持っている菌が口に入るような事にならぬよう、気を付けてあげたいですね。

ベビーベッドに飛び乗ろうとして赤ちゃんの上に着地してしまう恐れ

次に、ベビーベッドを使っている場合に、猫が誤って赤ちゃんの上に着地してしまう恐れがある点です。

成猫の体重は個々違いますが、標準的な子で3.5キロ~4.5キロ程度と言われています。

しかしその子のルーツによっては、8キロに迫るような大きな成猫になる事も。

そんな猫がドスンとお腹の上に着地した場合、ちょっと赤ちゃんが心配ですね。

事故を未然に防ぐために「目を離さない」「近寄らせない」「2人きりにしない」

事故や怪我を防ぐためには、基本的に目を離さない事が大切です。

目を離さないってもの凄く大変なように感じますよね。

でも、よく考えてみてください。

猫がいようといまいと、子どもが赤ちゃんのうちは、お母さんは赤ちゃんから目を離しませんよね。

さすがにトイレに行くぐらいは目を離したとしても、数分に及んで赤ちゃんから目を離すことはほぼないと思います。

ですので、猫がいるから特別に大変!という訳ではないんです。

ただ「うちの猫は大丈夫」という過信は持たないようにして下さいね。

神経質で怖がりで攻撃的な猫がいる我が家でも、本当に目が離せなかったのは息子がバタバタ動き出した2歳後半から4歳になる頃までの1年半ほどです。

子どもが自衛出来るようになるまでは大人がちゃんと見守ってあげる事で、子どもにとっても猫にとっても安心できる環境を維持し、痛ましい事故を防ぎたいものですね。

kainushi

kainushi

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事